Mina's Kitchen

おせちの代わりにカレーを作り始めて9年目。
今日は、丑年の元旦だから、牛タンカレーを作った。
友人にもらったインスタポットが大活躍。牛タンを厚めに切って酒につけ、焼き目をつけてニンニク生姜塩胡椒、玉ねぎマッシュルームを加えて炒め皮のままのポテトも丸ごと炒め、1カップくらいお水を足して、圧力Highの中火で10分。そのまま忘れて放置したのでアクが混ざって若干黒ずんでいたが、いい感じに野菜の水分が出て牛タンも柔らかい。その辺にあったカレールーをいくつかたしたが、全く辛くないので唐辛子とガラムマサラと、適当にスパイスを足して味を馴染ませ翌日元旦、インスタポットでスチームしたにんじんとブロッコリーを添えておいしい一年が始まった。あけましておめでとう。
夜は夫が焼いた、米粉入りバゲッドでまた牛タンカレー。おせちの代わりをしっかり果たすカレーに満足。
スパイスでコロナ予防できたらいいな。

新しい挑戦と不思議な体験
あっという間の不思議な一年、あなたはどんな体験をしましたか?
うちには一時期毎週バゲットを焼く人が登場したり、花や野菜を育て始める人が出現したり、小さなキッチンや庭がつかの間の遊び場となりました。
わたしたちは、3 月からずーっと自宅で仕事をしていましたが、10 月に息苦しくなり仕事とゴルフ道具を持ってシャスタへ逃避、そこで貴重な体験をし ました。
一夜目、夫はロッジのバルコニーに白い フクロウを目撃。白いフクロウは願いが叶う前兆らしいですからなんと幸運なのでしょう！
その翌日、マウントシャスタを一望するハートレイク付近をハイキング中、わたし、道なき岩場で滑って転んで (ここで夫の願いがかなったと思ったあなた、退場です！) 右顎を強打。痛みと恐怖に怯えながら、顎を開けると、なんと 17 年来の顎関節症が治ってる？うわぁ〜まさしくヒーリングスポット！
健やかに年を越せることに、心から感謝しつつ、皆さんにたくさんの幸せが訪れることを祈ります。
I wish you a Happy Freedom New Year!
地球と家族と自分に優しくあり続ける2021年にしたいですね。

老いることに時折恐怖を感じる。
しわやしみ、白髪が増え、たるんで見た目が醜くなる
視力が落ち、ひょっとすると聴覚臭覚味覚も衰えているかもしれない
それなのに自分自身はどこかしら古い臭い匂いがする
物覚えが悪く、物忘れがひどくなる
口数が多くなり、主張が強くなる
体力が落ち、疲れやすい
怖くてできないことが増え、何につけ面倒に感じる

しかし、私の周りには、年をとっても、
きれいで、楽しそうで、学ぶことに精力的で、面倒見がよく、思いやりがあり、元気いっぱいで、キラキラしているひとがたくさんいるので、年を取ること自体は怖くない。たくさん努力して、老いに抗ってばかりいる必要はない。たくさんのキラキラ星人は、年を取ることも人生の中では後退ではなく前進だと教えてくれている。

私の今年の前進は、ヨガを再開したことかな。
仕事に追われて時間がないと思っていたけど、「肥満との戦い」を最優先させるべく無理やり時間を開けてヨガに通い始めた。
呼吸をすると、胸や頭につかえているものが流れていく。
微笑むと、顔が弛緩し、相手も微笑み、心が明るい気分になってくる。
加えて運動をして心置き無く美味しいものを食べると、体に幸せが満ちていく。
Breath, Eat, Smile私の健康の秘訣だ。
何よりの収穫は、ヨガのインストラクターがいつも始めに唱える言葉「この時間は、あなた自身のもの」で気づいたこと。久しく忘れていた自分のための時間、自分と見つめ合う時間を持てるようになったことで、心に余裕が生まれた気がする。

さて、あなたの健康の秘訣はなんですか？

Happy New Year!　２０２０年も心を健やかに前進しましょう！

久々のサンマテオ便り、皆さんお元気ですか？

少しだけ部屋の掃除をして、デジカメを捨てるか悩む。
写真を撮らなくなったな〜。
そういえば、
旅行の計画をしなくなった
レストランの名刺を集めなくなった
ヨガをしなくなった
お便りを書かなくなった
頭痛日記を書かなくなった
遠くを見なくなった

ずーっと長い間好きで続けていたことをできなくなったというか、面倒になってやめたのか、いつの間にかやらなくなっていたこともあるし、他にも、かなり手を抜いていることがいくつもある。

どんな時間が長くなったかというと、パソコンや携帯と過ごす時間。
そして、仕事中毒気味。
夫は、決意を実行に移し、ビジネス拡充に大忙し、
私は、今までの努力が実り始め、ちょっと進歩を感じた年だった。
二人とも今年は病気もせず、よくがんばったと思う。
ただ、10年後、このまま走り続けて今と同じように仕事をしている姿を想像したくはない。人生もっと遊ばなくちゃ。

さてさて、もうすぐ新年です。
皆さんの2018年はどんな年でしたか？
10年後のあなたへ、今あなたは何をしてあげられるでしょうか？

友達、家族、お客様、そして自分にも感謝を込めてカウントダウン。
Happy New Year! 2019年も一緒に笑いましょう。

今年はたくさんのお医者様にお世話になった。
夫は鼻に、私は胸に、余計なものができて、手術をした。術後の経過は絶好調だが、医療費の請求額に改めて驚いた。

• 夫の副鼻腔の日帰り手術 $120,000 +
• 私の胸の石灰の日帰り手術と放射線治療 など $150,000 +

医療費で破産するというのは本当だ。夫の会社で大企業並みの保険を提供できる仕組みを導入してもらってよかった。今年からいい保険に変えておいてよかった。保険の仕事を始めてよかったと心から自分に感謝した。

今年はたくさんの人からいろんなことを学んだ。夫の会社は、会社の仲間がシアトルとダラスから集まって設立10周年をサプライズで祝ってくれた。私も起業して3年を経て、一緒に働いてくれる人ができた。北カリフォルニア進出企業が増える中、様々な業種の友達やお客様ができ、私たちの知らない世界を垣間見る機会が多い。驚きと笑いと情報に満ち溢れた一年であった。

ところで、みなさんは、今年初めて気づいたことってありますか？

私は、自分も死ぬんだなということに今更ながら気づいた。
何かが詰まれば支障が出るし、何かが切れれば失うものがあるし、何かが止まると全てが機能しなくなることがある。私自身は世の中がうまく回るよう、できる限り失敗しないように一生懸命生きているけど、私一人が死んだって、世の中は何事もなかったかのようにくるくる回る。でも、自分自身の体は、わずかなきっかけで心臓が止まったら、命を終えてしまう、それが割と簡単に起こりうるのだという発見。なんのために一生懸命なのか、何を最も大切にしなければいけないか、短い人生をどう生きるか、あぁ、こんなに何も考えないで生きていていいのだろうか。あっという間に過ぎていく日々が、死に向かってダッシュしているようで焦るとともに、些細な出来事が愛おしくてたまらない。

さぁ、来年はどんなことに気づくのだろうか？

Happy Holidays! 素敵なホリデーシーズンになりますように。
Happy New Year! 2018年が笑顔たくさんの一年になりますように。

2017年の出来事と出会いに、感謝を込めて

アメリカに来て20年

30歳でアメリカに上陸して20年が経とうとしている。
「日本は変わった」日本を訪ねて私は思った。
若い人たちの笑顔が優しい。
言葉遣いに思いやりがある。
掃除が行き届いている。
この国はこんなに美しかったのだろうか？国中がおもてなしモードだ。

20年で私たちは変わっただろうか？
アメリカはどうだろう？
20年ぶりに東京のクリスマスツリーを見ながら、そんなことを考えた。

夫の会計事務所は開業して10年、私は保険ブローカービジネスを始めて2年が過ぎた。
1年は早い。20年もあっという間だった。

今年はひとときでも、時間を止めて感謝する時間を持とう。

私たち、元気にがんばってます。皆さんが応援してくださったおかげです。
たくさんのありがとうを添えて

Happy Holidays!

あなたは、どんな風に変わりましたか？

Mina

新年あけましておめでとうございます。

夢職日記の後、夢ばかり見ていられなくて現実と向き合う日々を過ごしております。
新しいことに挑戦しながら、わくわくかどきどき。
更年期障害との相乗効果で人生ホットフラッシュ中。
おかげで長年の夢かない、少し痩せました。

サンマテオは今大晦日の朝、
夫は仕事へ、私は今年学んだことをまとめながら頭と心の清掃に励んでいます。

ちょっと寒いけど、美しい青空に恵まれたサンマテオにて
皆様の健康と幸せをお祈りしています。

Mina

追伸：今年で３年目になるカレー元旦、今年はラムカレーポットパイを作る予定

私は今マウイにいる。

失業生がなんと贅沢なと思うかもしれないが、このバケーションは、失業がわかる前、昨年のうちに予約したものである。滞在は知人のコンドだし、航空券はマイレージで購入したし、金銭的な負担はない。ただ、やることがたくさんある中で、休暇を取ることに罪悪感がないかと言ったら嘘になる。こんなことをしていていいのかと言う焦りもある。とはいえ、このバケーションがなかったら、きっと夫共々休暇も取らずずっと働き詰めてきたはずだ。その意味でもこのバケーションは天からのご褒美だと思っている。

マウイの景色を見ながらふと２年前に同じ景色を眺めたことを思い出す。ここで母の７０才の誕生日を祝ってからまだ２年もたっていない。この間にたくさんの変化があった。２年前には一緒にスノーケルをした父がステラ病という難病になった。私は失業して、自分の仕事の立ち上げと生活への不安でまだ周りが見えない。その他にもいろいろ、まぁよくも重なったものだ。人生は１分１秒で変化し、気持ちも移りゆくものなんだろうな。同じ景色も全く別の色合いに見えるから不思議だ。

7月以降の日記は割愛するが、とにかく自分でも思いがけず、不安の中でもがいていた。
４月に失業し、５月に健康保険の資格を取り、６月に会社を設立し、７月に保険庁の認可を取り、８月に保険会社やビジネスパートナーとの契約を結び、９月に仕事を始めた。と書くとなんかすごく順調であったように見えるが、夢職日記が途絶えたあたりからしばらく自分を失っていた。わからないこととやることが多くて、さらに収入が途絶えたことが打撃となったのかもしれない。８月のとある日曜の朝、悟りを開いた。不安に苛まされていても、気楽に過ごしていても同じ無収入なら、後者の方が得であると。私は私を取り戻した。

開業までに至るまでそして今も、たくさんの友人や日系コミュニティのみなさん、前職の同僚、そして新しく仕事を通して知り合った方々に助けていただいている。私の幸せは、いままでもたくさんの人に支えられていたんだなと今更ながら実感。

夢職日記をこれで完結するにあたり、ブログが途絶えたことでご心配くださった方々を始め、応援し続けてくれた友達、アドバイスをくれた方々、助けの手を伸べてくれたビジネスフレンドの皆様に、心より感謝申し上げます。メールアドレスのわかる皆さんには開業の挨拶状を送信させていただきます。本当にありがとうございました！


．.

Day3
久しぶりに風邪をひいた。治る気力が不足気味なのか？もう一週間になる。

Day7
長年保険エージェントをしている方からいろんなヒントや勇気をいただいた。
過去を振り返り、1人は本当にきつかった、といったその彼女の表情がなんとなく心に焼きついてしまった。

Day6
保険業界の多くの方に経験を積んだ方が良いとアドバイスされて、医療保険ベネフィットに職種を絞って仕事探しをしてきたが、面接さえ入らない。英語、年齢、それ以上に経験がないことが原因か？エントリーレベルの募集はないから経験を積むのにも経験が必要なのだ。

Day3
日本の大手生命保険を販売している方々をシリコンバレーツアーにご案内した。同業者としてのアドバイスを聞くにつれ、その昔会社に出入りしていたアグレッシブな保険のおばさんのイメージが払拭された。折しも、貯蓄型生命保険を解約してリタイア後に家のリモデルができたと喜んでいる友達の話を聞いた。生命保険に偏見があったことを悟った。自分が保険エージェントになろうというのに、なんてことだろう。

Week 10

Day7
スタートが遅いだけに、チャンスやタイミングの波に乗る体力をつける時間が少ない。
そして、そのチャンスやタイミングの波を逃したくない気持ちが焦りにつながるんだろうな。でも私は今静かな生活に慣れつつある。いけないいけない、少し焦った方がいいくらいだ。

Day6
夫と二人でスタバでコーヒーを飲んでいたら、女性が私の方にすたすたと歩いてきて、カードを渡された。サイキックの人だった。
いらないって言おうとしたら、あなた（たち？）特別ななんとかがあって必要としているみたいなこと言って去っていった。お店には他にもたくさんの人がいたのに、負のオーラでも出ていたか？
いつもなら全く興味を示さないのに、ちょっと気になる。

今朝から、１年ぶりにブートキャンプ再開。

Day6
昨日はプリンストンでショッピング、おいしい手料理をいただき、今朝はデラウェアリバー沿いを5km散策。たくさん話して、仕事上のいろんなアドバイスやヒントをいただいた。魅力的な女性でいる秘訣を垣間見、きれいでいるにも努力が必要なんだなと実感。私もトイレの度20回腕立て始めよう。

Day4
この旅は会う人会う人笑顔が素敵。笑顔セラピーを受けてるみたいだ。

Day3
訪問を躊躇した前職のニューヨークオフィスをちらっと訪問。当時引っ越したばかりで輝いて見えたオフィスが暗く感じた。気持ちの問題か？一緒に仕事した仲間の顔が次々と蘇った。
楽しい夕食の後、雷雨の中ローワーイーストサイドのアパートへ。以前は立ち寄ることもなかったエリア、若者で賑わう夜の街は不思議な活気がある。

Day2
9/11 Memorial Museumなるものが公開されたと知り、思い切って行ってみた。足を運べなかった人が訪れるきっかけとなる良いmuseumだと思う。各所にティッシュが配置されており、配慮が行き届いている。

Day1
友達とランチの後、以前好きだったフリックコレクション美術館に向かったつもりがついうっかりセントラルパークで昼寝。今日はかくれがと言うアパートメントに宿泊してみる。10thの開発が進んでおり、深夜を過ぎてもバーが賑わっているのか田舎者の私にはとても新鮮。

Day7
最後の授業が終わり、励ましの成績を手にご機嫌で空港へ。失業生レッドアイでニューヨークへ行くの巻。

Day2
自信をもって臨んだつもりがギリギリ合格。ともあれまずはライセンス取得をクリア。友達が付き合ってくれて、フェリービルで生牡蠣でお祝い。幸せ。

Day1
何かを始めるなら、失ってからより失う前に始めるのが好ましい。
とつくづく思う今日この頃

入籍した1996年に購入したオレンジページの男の料理*を、夫婦で愛用し続けている。この雑誌、和食編らしいのだが、レストラン大宮のシェフによるハンバーグの作り方が詳細に写真つきで掲載されている。初めて作った時は、レシピ通りに作って感動的においしかった。それ以来、どのハンバーグより自分で作るハンバーグの方がおいしくなってしまった。
でも、手順を踏むと面倒なので、滅多に作らない。で、なんとか手抜きでおいしく作れないかと挑戦。
赤ワインを飲みながら、出刃包丁で肉をたたくのがなんとも快感。

＜材料＞　ハンバーグ4つ分
たまねぎ　 大1
おいしい牛肉細切れ　450g
おいしい豚肉細切れ　300g
卵 1個
フライドオニオン　大さじ1
塩、こしょう
オリーブオイル

＜作り方＞
1. たまねぎをみじん切りにしてカラメライズ
（オリーブオイルを引いたフライパンで中火で焦がさない ように飴色になるまで炒める
--- と言っても待てないので20-30分くらいで挫折）
2. １をトレーに移し、氷冷剤の上にトレーを置いて熱を冷ます
3. オーブンを450F (230C)で余熱
4. 半解凍された牛と豚の細切れを、出刃包丁でたたいてミンチ
5. ３に粘りが出て来たら、中央にくぼみを作って２のたまねぎと卵、
そしてフライドオニオンをいれ、手を使わず包丁だけでたたきながらよくまぜる。
6. ４等分してハンバーグの形にする。中央は若干くぼませる
7. フライパンにオリーブオイルをしき、塩こしょうを強めにした５のハンバーグを並べ、
中火で両面おいしそうな焼き色をつける。
（この状態ではたぶん中まで火が入っていない）
8. 焼き目のついたハンバーグをトレーに移し、予熱したオーブンにいれ、
肉汁がぶつぶつするまで（良いにおいが漂うまで）おそらく１０分程加熱

* ひき肉ではない肉を使うことと、カラメライズしたたまねぎをさまして入れることをオレンジページさんのレシピから学びました。他は作り方が違います。おいしさの秘密は、ひき肉ではなく味のあるおいしい肉をたたいて作るところにあると思います。このハンバーグを食べると元気が出るし、本当に幸せな気分になるのです。アメリカに来てから17年以上、浅草のレストランには食べにいけなくなったけどおいしいハンバーグを食べれるのは、このレシピのおかげです。ありがとう!

今回試しにTrader Joeで買っているフライドオニオンをいれたが、果たして味わいにプラス効果があったのかは不明。おいしくて赤ワインを飲み過ぎることだけは間違いなし。CabでもMerlotでも、少し脂っこいのでフレンチの酸味もあうけど、今回はお買い得なRivermoreのPetite Sirahで幸せを満喫してみた。

月曜日から土曜日まで資格取得に必須の52時間講習を受けるためサンフランシスコ市内に電車で通った。都会に電車で通うのが楽しみでもあり、朝5時台に起きるのが苦痛でもあり。

友達が働く近所の老人ホームに行くので、急に思い立ってクッキーなど作ってみることにした。家にあるドライアプリコットと庭に映えているローズマリー、組み合わせたらどんな味になるかしら？

＜材料＞
小麦粉 100g
オイル（オリーブオイル、バター、偽バタースプレッド）合計100g
卵　　　　　　　　　1個
グラニュー糖 50g
ベーキングパウダー　小さじ1
ドライアプリコット　50g
ローズマリー（生）　小さじ1

＜作り方＞
1. バターを常温にしてオイル全てを滑らかになるまで混ぜる
2. 卵を溶いて、グラニュー糖をいれて良く混ぜる
3. 小麦粉はふるっておく
4. アプリコットは大きめのみじん切り、ローズマリーは細かくみじん切りにする
5. 1に2を入れよく混ぜて、3と4をいれてきるようにざっくり混ぜる
6. 5を二等分した生地を直径4cmくらいの棒状にしてサランラップで包む
7. 冷蔵庫で１時間程寝かす
8. サランラップから出した生地を5mm幅の輪切りにし、トレーに少し離して並べる
9. 180c (360F)に熱したオーブンで15分程焼いてできあがり

Day28
友人が働く近所の老人ホームを訪問した。夫の駐在でニューヨークに到着して3日目にボランティアをしたいと図書館にお願いに行った自分、夫をおいて子供のキャンプのボランティアに参加した自分、とにかく働きたくて料理学校にいった自分を思い出した。何のために働くのか？
生き生きとお年寄り達のお世話をしている方たちを見た後のサンマテオ日差しはとても明るかった。

Day27
勉強していて眠くなった。私が帰ってきた！

Day26
昨日の夕方ぐらいから急に穏やかな気分になった。古い手紙を整理し、ずっと捨てられなかったものを思い切って捨てたからか？ とにかく何かが変わった。

Day25
サンノゼで開かれたセミナーに参加した。会社を離れて出会う人の層が少し変った。世の中にはボランティアとか、人助けをしている人がなんてたくさんいるんだろう。

Day24
世の中には会社都合で失業した経験者がたくさんいることを知った。学校や友達との会話、だいたいどこで話しても、私も経験があるけど、とか、夫が解雇された時にはとか、経験談を交えて親身になって励ましてくれる。私はなんて恵まれていたのか、そう言う人の気持ちをさっぱり理解していなかった。失業してしばらくして亡くなった友達がいる。今更だけど、彼女に話しかけたい言葉がたくさん溢れて来る。
皆のアドバイスを総合すると、一番大切なのは気を病まないために、毎日外に出て人と話すことらしい。

Day23
サンマテオの図書館の個室で２時間程勉強した。館内で仕事探しのお手伝いをしているボランティアの人に、毎日いらっしゃい、失業している時は人と話す時が大切よと言われた。なるほど。

Day22
友達に誘われて元勤務先のビルにランチに出かけた。毎日会っていた人が、他人行儀になったみたいな、そんな感じだった。

午後８時、外が明るいのでうっかりまた夕食の準備をしそびれた。例えばここに豚バラの固まりがあったとする。９時に食べるためにあなたならどうする？
角煮を作ろうと思って日曜日に買って来た豚バラの固まり、料理するのが面倒で放置してあったが、冷蔵庫を開けるたびに目が合う。しかたない、今日はもうこれしかないのだ。そして冷蔵庫にある野菜はキャベツだけ。これを短時間で柔らかくするにはどう料理したら良いかと考える。そんな時の強い味方が圧力鍋。
まず白ワインを開けて、飲みながら料理しよう。

＜材料＞
豚バラ固まり肉
にんにく
オリーブオイル
塩、胡椒、ハーブ（ローズマリーなど）
キャベツ

＜作り方＞
1. 豚バラ固まり肉に塩胡椒、庭のローズマリーもついでに散らし、少量のオリーブオイルにつぶしたにんにくを放り込み、固まり肉をフライパンで脂の多い面から全体に焦げ目がつくまで焼く。
2. 圧力鍋に、４等分にしたキャベツを敷き、その上に1の肉を載せ、飲みかけの白ワインをちょっとかけて、中火で圧力をフルにかけ、圧力がかかったら弱火にして２０分。火を止めてそのまま放置。

あとは、ワインを飲みながらちょろちょろとつまみを用意して待てば良い。大きなお皿に大胆に盛りつけ、９時に帰って来た夫に、まるですごい料理を作ったような顔をして出してみる。お好みで塩胡椒、Trader Joeで買った$3.99のチリの白ワインにとてもあう。日本の食材店で買った豚バラの固まり肉は、臭くなくて良い。圧力鍋は夫が洗ってくれたし、今夜も手抜き大成功♪　おいしかったからまた作ろう。

Day21
失業保険の申請は隔週で行わなければならない。唯一の収入源なのにすっかり失念していた。申請も仕事探しもオンラインでできるので助かる。
あっという間に３週間、コミュニティカレッジのレポートがA+で帰って来たのが、沈みがちな気分にすこし自信を注いでくれた。

Day20
健康保険と生命保険ライセンス取得のための教材が届いたので、勉強を開始。保険金請求の査定（アジャスター）、損保の代理店（プロデューサー）ライセンスに次いで、３つ目の資格。資格ばかりあっても経験が伴わないと、結局仕事を任せてはもらえない。けれどライセンスがないと何も始まらないのである。

Day19
今年に入ってから本を読む時間がなかった。でもふとしたきっかけで三浦綾子さんの『愛すること信ずること』をKindleで購入し、少し読み始めてみたら読書の時間が生まれていた。
今年に入ってからゴルフに行く時間がなかった。でもこのままではいけないと思ってバークレーの山奥へゴルフに行ったら、森林に癒されゴルフを楽しむ心のゆとりが生まれた。
読書もゴルフもやり始めてしまえばその時間ができるものなんだな。　　　　

Day18
日本からおいしいお酒をお土産に持って来てくれた友達を招待して自宅寿司バー開店。途中からお客さんと交替してまんまと我らが食べ方に。お寿司の握り方の講師は私ではなく、Youtube。

Day17
決断、作文、いろんなものに時間をかけすぎている。走るのと一緒で慣れれば徐々に速くなる。陶芸と一緒で刺激とバランスが成長の源。いびつもまた味わいを醸す。か...

Day16
友達の子供が大きくなって、英語をぺらぺらしゃべっていた。子供の２年間を見習うには覚えすぎた怠惰や快楽が障害になる。今日はロサンゼルスで５人の方にお会いして、また世界が広がった。今日決めようと思っていたのに、結論というのは、自分だけで思うように出せないものなのだな。

Day15
だいたい失業日記というタイトルがよろしくない。学校で遊ぶことと恋することを説いている先生からのメールでヒントを得た。今日から夢を見ることを仕事にしよう。
久しぶりにJet Blueでロングビーチ入り。今日明日で私にビジネスをスタートできる可能性があるかを見極めたい。

Day8
気ばかり焦って何も手に付かない感じ。
夕方から前職の会社の駐在員をトリビア付きシリコンバレーツアーに短縮版で駆け足に案内。喜んでもらえるとうれしく、このツアーを完成度の高いものにしたいと思う。ビジネス用に用意し始めたワイナリーツアーは頓挫中。

Day9
門出にいただいたモレスキンのノートと営業ダイアリーに、今まで考えてきたことをまとめ、今後のスケジュールをかいた。少し頭がスッキリ。

Day10
一日一日がすごい勢いで過ぎて行く。ひどい頭痛でほぼ一日を無駄にした。おかげで不安が雪だるまのように大きくなり、気が滅入ったので、一緒に笑ってくれるに違いない友達を誘って夕食を共にしてもらった。人恋しかったのかな。

Day11
頭痛から解放され、青い空を見たら元気になった。今日から不安を楽しむこととしよう！
と自分を鼓舞したが、経験者の方に軌道に乗るまではフルタイムで働きながらの二足のわらじを勧められた。描いてきたプランに夫の賛同得られず、母にも心配されまた自信を失う。やっぱり私に起業は無理かも。

Day12
学校のレポートに没頭していたからか、不安を楽しめるようになったからか、今日は朝から料理が楽しい。進出企業ヘルパーってどうかなと言ったら夫にそう安っぽくせず、プロ意識を持てと。
職探しもしているが、Craigslistにはレストランが多い。シェフになろうと夢見ていた頃もあったなあ。。。つい保険業界以外に履歴書を送ってしまった。意思弱すぎ。お酒でも飲もう。

Day13
いろんなひとに「やってみれば、何とかなるよ」と言われて、気が楽になった。

COBRAの案内が来た。COBRAとは、ひとことでいうと、会社を辞めてもしばらくは元の会社の団体保険料で健康保険を維持させてあげましょうという法律。とは言え保険料は自腹、夫と二人で毎月$1,300かかる。今年始まったオバマケアでもよほど条件を悪くしないと保険料はこんなもの。国民健康保険って、羨ましい。気が重くなった。

Day14
実は会社が閉鎖されるとわかったあたりで父が入院し、私は失業し、父は病院で春を迎えた。いろんな方が私の心を支えてくれようと声をかけてくれる。一人が好きなのは一人っ子の弊害か強がりか。何かに属すのにとても抵抗があったのだが、去年ずっと敬遠して来た大学の同窓会やビジネスネットワークにも参加してみた。そして会社という大きな組織から抜けた今、ようやく心のよりどころや仲間の大切さがわかってきた。みんななんでそんなに優しくなれるのだろう。わたしもなれるのかな？

満月の美しい夜